他行宛の振込が無料になる銀行と無料回数、獲得条件についてまとめていきます。
これから銀行活用術を実践しようと考えている人は参考にしていただければと思います。
【一覧表】各銀行の振込無料回数と条件
口座開設から設定、条件達成までには長ければ1~2ヶ月程度かかることもあるので、私的に優先順位の高いものから順番に紹介していきます。
銀行 | 無料回数 | 獲得条件 |
---|---|---|
スルガ銀行 | 10回 | デジタル通帳発行 + 月末残高20万円以上 |
auじぶん銀行 | 15回 | 「じぶんプラス」 プレミアム獲得 |
第一生命NEOBANK | 5回 | 条件なし |
V NEOBANK | 5回 | 条件なし |
住信SBIネット銀行 | 5回 | スマプロランク2 |
SBI新生銀行 | 10回 | ダイヤモンドランク |
PayPay銀行 | 3回 | 依頼人名「キュウヨ」で振込 |
楽天銀行 音楽支店 & 第一生命支店 | 3回 | ハッピープログラムVIP |
Olive | 3回 | 条件なし |
スルガ銀行Gポイントクラブ
条件達成が簡単!その割に付与される無料振込回数が10回と多い
スルガ銀行はスタープログラム4ツ星を獲得することで他行宛振込が10回まで無料となります。
4ツ星の条件としてはデジタル通帳の契約+月末預金残高20万円以上。
条件達成が簡単な割に付与される無料振込回数が10回と多いです。
私は第一生命&V NEOBANKの被振込件数を稼ぐのに、スルガ銀行の無料振込回数10回を活用しています。
口座振替件数に応じてGポイントも貯まる!
スルガ銀行Gポイントクラブは口座振替件数に応じて1ポイント=1円で交換可能なGポイントが貯まります。
ポイント獲得上限はなく、口座振替件数に応じて青天井でポイントが貯まっていきます。
スルガ銀行自体のポイントキャンペーンに加え、他行のポイントキャンペーンにも役立つのでまず最初に口座開設をしておきたい銀行です。
auじぶん銀行
他行宛振込無料回数が15回とネット銀行の中でもトップクラス
auじぶん銀行は無料振込回数が15回とネット銀行の中でもトップクラスで多いため、スルガ銀行と合わせて口座開設しておきたい銀行です。
スルガ銀行の振込無料回数10回と合わせて25回分振込無料となるため、この2行だけで第一生命&V NEOBANKどちらかの被振込最大25件で500円分を獲得することが可能になります。
auサービスを利用していれば「じぶんプラス」プレミアムは簡単
無料振込回数15回が付与される条件である「じぶんプラス」プレミアムランクを獲得するには、auサービスを利用すると簡単です。
利用すべきサービスは、スマホ決済のauPAY、クレジットカードのauPAYカード(年会費無料)、auカブコム証券の3つです。
プレミアムを獲得する具体的な手順は以下の記事で解説しています。
第一生命&V NEOBANK
月5回まで無条件で他行宛振込が無料!
第一生命&V NEOBANKは住信SBIネット銀行の提携銀行で、正式な銀行名としては「住信SBIネット銀行 第一生命支店」と「住信SBIネット銀行 Vポイント支店」です。
他行宛無料振込回数は口座開設をした時点で無条件で月5回まで付与されます。
2行合わせて計月10回無料になるので、口座開設の優先順位は高めです。
ポイントプログラムが強い!2行合わせて最大月1,740円分稼げる!
NEOBANKはポイントプログラムも魅力で、特に第一生命&V NEOBANKはNEOBANKの中でも多くのポイントがもらえます。
ポイントプログラムの詳細は以下の記事で解説しています。
住信SBIネット銀行
新規口座開設時は誰でもスマプロランク2が適用
住信SBIネット銀行はスマートプログラムランク(通称スマプロランク)によって無料振込回数が決まります。ランクは1~4段階あり、新規口座開設時は2からスタートするため、誰でも開設後2ヶ月間は月5回まで無料となります。
スマプロランク2はスマホアプリでスマート認証NEOを登録するだけ
3ヶ月目以降もスマプロランク2を維持するには、2ヶ月目までに住信SBIネット銀行のスマホアプリでスマートNEO認証を登録する必要があります。
スマート認証NEOを登録すれば翌日以降スマプロランク2が適用されるので、口座開設後はすぐにスマートNEO認証を登録しておきましょう。
ちなみにスマプロランク3で無料振込回数10回、ランク4で20回となりますが、純金積立や外貨積立も条件に入るためややハードルは上がります。ランク3を達成する手順については以下の記事で解説しています。
SBI新生銀行
口座開設後6ヶ月間はプラチナランク適用で振込10回まで無料
SBI新生銀行は口座開設後6カ月間は無条件でプラチナランクが維持され、無料振込回数は10回となっています。それ以降はランク維持のための条件達成が必要となりますが、ダイヤモンドランクになるための条件は特に難しくありません。
ダイヤモンドランクはSBI証券と口座振替契約するだけ
SBI新生銀行でダイヤモンドランクを維持するには、SBI証券との口座振替契約をするだけでOKです。
口座振替契約とは、SBI新生銀行からSBI証券資金移動を即座にできるようにするためのもので、契約をするだけで問題なく、その後実際に資金移動をする必要はありません。
登録はSBI証券のマイページから設定することができます。SBI新生銀行の口座開設後はすぐにでも登録しておくようにしましょう。設定手順は以下の記事を参照ください。
PayPay銀行
給与振込 or 依頼人「キュウヨ」に変更し振込で月3回まで手数料無料
PayPay銀行で他行宛無料振込回数を獲得するには毎月の給与振込実績が必要となります。
給与振込があった翌々月に月3回までの手数料無料回数が付与されますが、給与振込口座を変更できない場合は次の方法を使って月3回無料にしましょう。
裏技的な方法ですが、他行口座から振り込みをする際、依頼人名を変更することができます。
この依頼人名の名前を自分の名前にせず、「キュウヨ」として振込依頼をすると、給与振込とみなされ条件を達成することが可能です。
PayPayと連携して銀行間の資金移動のハブとしても利用可
PayPay銀行はスマホ決済アプリのPayPayと併用することで、銀行間の資金移動を手数料無料で簡単に移動することが可能です。
PayPayへチャージ可能な銀行口座は2024年11月現在で1,000行以上あり、ほとんどの銀行口座がカバーできているようです。
楽天銀行 音楽支店&第一生命支店
振込無料回数はVIPで3回までと少なめ
楽天銀行には、通常の支店である通称”音楽支店”(支店名が音楽に関係したもの)と第一生命支店があります(他にもJRE支店等ありますがここでは割愛)。
楽天銀行の各支店共通でハッピープログラムという各種サービス利用状況によってステージが決まる優遇制度があり、VIP以上で無料振込回数が3回となります。
ハッピープログラムVIPは残高100万円以上 or 対象取引20件以上で適用
ハッピープログラムVIPを獲得するには、毎月25日終了時点の残高100万円以上、または対象取引20件以上が必要となります。対象取引としては、口座振替件数や楽天証券への即時入金件数などが該当しますが、20件以上はややハードルが高いです。
そのため残高100万円以上の方が達成しやすいですが、もし100万円以上の残高維持が難しければ無料振込回数を目的に無理してVIPを目指す必要はないかと思います。
それよりも楽天銀行は被振込による現金プレゼントサービスの方が魅力があります。
音楽支店と第一生命支店の2支店両方で月合計300円分がもらえるため、無料振込回数よりも現金プレゼントサービスを目的に口座開設するのがおすすめです。
Olive(三井住友銀行)
Oliveは月3回他行宛振込が無料
Oliveは三井住友銀行の総合金融サービスの総称で、Oliveアカウントを開設すると、三井住友銀行の銀行口座と口座のキャッシュカード機能の他、デビットカード、クレジットカード、ポイント払い機能を合わせ持ったOliveフレキシブルペイが同時発行されます。
Oliveアカウントを持っているだけで、三井住友銀行口座からの無料振込回数が月3回無料になります。
Oliveアカウント開設のみなので実質条件はなし
無料振込回数月3回の条件がOliveアカウント開設なので、実質条件はなしとなります。
また、Oliveは月3万円以上の被振込が2ヶ月連続であれば、200円分のVポイントがもらえます。
銀行口座に加え、一緒に発行されるOliveフレキシブルペイのクレジットカードとしてのメリットもデカいので、そちらを目的にOliveアカウントを開設しておくのもよいです。
2024年10月からはOliveフレキシブルペイを活用してディズニーチケットを9.5%還元で購入することもできるようになりました。
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