「ポイ活」と聞いて、どれくらいの収入が得られるのか気になったことはありませんか?
スマホひとつで始められる気軽さが魅力のポイ活ですが、月に数百円しか稼げないと思っている方も多いかもしれません。
しかし、実は仕組みをしっかり作れば、月数万円、さらには年間で数十万円稼ぐことも可能です!
私は2024年には年間で30万ポイント以上獲得することができました。もちろんアフィリエイトなどの広告収入ではなく、純粋なポイ活だけでの獲得ポイント数です。
この記事では、私が年間30万ポイント以上を獲得した具体的なポイ活手法、そして実際に私が1年間で稼いだ金額の内訳などを公開していきます。
特別な能力は一切いらず、誰でもできる方法しかないので、興味があればぜひ参考にしていただければと思います。
ポイ活で月いくら稼げる?2024年のポイ活収入の内訳は?
獲得したポイントの内訳については以下の通り。
ポイントの種類 | 23年12月獲得ポイント |
---|---|
Vポイント(旧Tポイント含む) | 171,129P |
楽天ポイント | 115,825P |
dポイント | 26,082P |
Pontaポイント | 15,627P |
WAON POINT | 6,100P |
JALマイル | 6,422マイル |
ANAマイル | 3,730マイル |
JRキューポ | 2,015P |
Gポイント | 1,370P |
ポイントサイト | 11,916P |
合計 | 360,216P |
2024年は月平均で約3万円分(1マイル1ポイント換算)のポイントを獲得できました!
私が実践しているポイ活手法
2024年に私が月3万ポイントを獲得するために実践したポイ活手法としては以下の通りです。
クレジットカード活用術
クレジットカードはもはやほとんどの人が利用しているかと思いますが、ただ何も考えずにクレジットカードを利用するだけではもったいないです。
私は還元率の高いクレジットカードを利用するのはもちろんですが、以下の高還元チャージルートを活用して、日常の支払いを還元率2~4.5%程度まで引き上げて決済しています。
我が家では2024年のメインクレカは三井住友カード プラチナプリファードで、固定費の支払いや上記①~④で決済できない支払いに利用。サブクレカとして三井住友カード ゴールド(NL)、VポイントカードPrime(TカードPrime)をチャージルートの入り口にして楽天キャッシュ、電子マネーWAON、Suicaなどに移行、そこから日常決済に利用していました。
チャージルートについて1つ例を挙げて解説します。
例えば上記のルートは三井住友カード ゴールド(NL)を入り口に、楽天キャッシュをチャージするルートです。
途中JAL Pay、WAONを経由し、ミニストップ店頭で楽天ギフトカードをWAONで購入、楽天ペイにチャージして支払いを行うことで、JAL Payでは0.5%のJALマイルが、WAONでは1%のWAON POINTが、楽天ペイで楽天キャッシュ支払いを行うことで1.5%の楽天ポイントが還元されます。
スタートの三井住友カード ゴールド(NL)の還元率1.5%と合算すると、4.5%での支払いが可能となります。
仮に5万円をチャージした場合もらえるポイントは以下の通り。
ポイントの種類 | もらえるポイント数 |
---|---|
Vポイント | 750P |
JALマイル | 250マイル |
WAON POINT | 500P |
楽天ポイント | 750P |
通常のクレカ決済ではVポイント750ポイントしかもらえませんが、チャージルートを利用することで1,500ポイント(1マイル1ポイント換算として)が上乗せしてもらえます。
例として5万円での還元ポイント数を提示しましたが、これが年間の利用金額となってくるとかなり大きな数字になってきます。
もらえるポイントが分散されることや、手間がかかることがデメリットとはなりますが、返ってくる金額を考えると利用する価値はあると思います。
ちなみに、分散したポイントは以下のルートで集約することも可能です。
上図はdポイントへの集約ルートについてまとめていますが、dポイントは年に3回程度、他社ポイントからの交換で増量キャンペーンが開催されています。
高還元ルートで獲得したポイントの一部はこのキャンペーンのタイミングですべてdポイントに交換することで、さらに獲得ポイント数を上乗せすることができます。
2024年8月開催時は約12万ポイントを10%増量でdポイントに交換しました。
ノーリスクで交換したポイントの10%分がもらえるので利用しない手はないです。
また、不定期で開催されるクレジットカードのリボ案件も積極的に利用しています。
リボと聞くと高い手数料を取られると警戒する方もいらっしゃるかと思いますが、早期返済すれば手数料なしでポイントだけもらうこともできます。
チャージルート、ポイント増量キャンペーン、リボキャンペーンなどをうまく利用すれば、月1万ポイントは狙えるはずです。
※以下の記事では、2025年4月以降の我が家のクレカ利用戦略をまとめていますので、もっと具体的な内容が知りたい方は参考にしてみてください。
楽天活用術
「経済圏」という言葉は近年よく耳にするようになってきたかと思いますが、身の回りのサービスを楽天グループでまとめる=楽天経済圏でまとめることで、楽天市場での商品購入におけるポイント還元率が爆上がりします。
我が家では2022年から楽天経済圏を利用し始め、2023年以降は楽天ポイント獲得数は10万ポイントを超えるようになりました。
食料品の購入や固定費の支払い、その他外食費などは主にメインクレカや高還元チャージルートでチャージした楽天キャッシュを利用していますが、子供のおむつや、シャンプー、コンタクトレンズといった日用品は楽天市場のお買い物マラソンでまとめ買いをしています。
楽天経済圏で年間10万ポイント以上を稼ぐために実際に私がやってきたことは以下の記事でまとめていますが、
楽天経済圏を攻略するにはいかにSPU対象サービスを利用できるか?という点にかかってきています。
SPUとは、楽天市場でのポイント還元率が上がる仕組み(スーパーポイントアッププログラム、通称SPU)のことを指すのですが、このSPU対象となる代表的なサービスとして以下があります。
対象サービス | ポイント倍率 |
---|---|
楽天モバイル | +4% |
楽天カード | +2% |
楽天銀行+楽天カード | 最大+0.5% |
楽天証券 投資信託 | +0.5% |
他にも対象サービスはありますが、上記のを利用するだけでも楽天市場でのポイント還元率が7%上乗せされ通常のポイント還元率1%と合わせて8%にまで上がります。
これに加えてお買い物マラソンや、楽天スーパーセールといった楽天市場の買い回りイベント、同時開催されるキャンペーン、スーパーDEAL商品を組み合わせれば50%以上の還元率を狙うことも可能です。
我が家の2024年の楽天市場年間利用金額は約40万円程度なので、10万ポイント獲得したとなると約25%還元で利用できた計算となります。
20%還元程度であれば誰でも狙えるラインなので、まずはSPU対象サービスを利用するところから始めてみてください。
特に楽天モバイルはSPU+4倍とかなり大きいので、楽天経済圏攻略に必須のアイテムです。
楽天市場の利用金額次第では月のスマホ料金以上のポイント還元も狙えます。
※2024年12月2日まで新規契約で2万ポイント貰えるキャンペーン開催中です。キャンペーンページはこちら
※過去契約したことのある人でもMNP(電話番号そのままで切り替え)で1万4,000ポイント貰える三木谷キャンペーンリンクはこちら
銀行活用術
我が家では基本的に余裕資金はクレジットカード積立で毎月投資信託を購入していますが、投資に利用しない生活防衛資金はそのまま預金しておくだけではもったいないため、各ネットバンクで開催されている被振込(他行からの振込)のキャンペーンなどを活用して生活防衛資金にも働いてもらっています。
例えば住信SBIネット銀行の支店の一つである第一生命NEOBANKでは、以下のサービスを利用することで1ポイント1円で交換可能なポイントが合計で月1,040ポイント付与されます。
また他の銀行でも同様のキャンペーンが多数開催されています。
これらの被振込キャンペーンを活用し、銀行間で資金を移動することで私の場合は月約3,000円分程度のポイントや現金をもらっています。
上図では55万円の資金を銀行間で移動させ、月約3,000円分のポイントや現金を獲得する流れをお示ししています。
月3,000円なので、年間で36,000円。
55万円の資金を元手に年間36,000なので、年率6.54%を獲得できている計算です(複利効果はなし)。
普通預金に入れておくだけでは年率0.02%と全く増えないですが、上図のルートを参考にしてもらえれば年率6.54%を獲得することができます。
スマホ回線活用術
見直すことで家計費の改善に大きく貢献できる固定費ですが、その中でもスマホ料金は工夫次第でかなり安くすることができます。
各通信会社で、MNP(電話番号そのままで乗り換え)で2万円分程度のポイント、キャッシュバックがされるキャンペーンがたびたび開催されていますが、私はこれらのキャンペーンを利用して複数回線を契約し自身にあったスマホの使い方を模索中です。
現在は楽天市場での利用状況もあり、楽天モバイルが一番お得に利用できていると思います。
もし利用していて不満が出てくるようであれば、キャンペーンを活用して他社へ乗り換えることもできますので、月々のスマホ料金の支払い額を減らしつつ今後もお得にスマホ回線を活用していこうと考えています。
楽天モバイルは常時開催中の三木谷キャンペーン ←からMNP申し込みで14,000ポイント(新規は7,000ポイント)がもらえるので、実質1年間無料で利用することができます。
また、楽天カード会員限定ですが、2024年12月2日までの新規申し込みで20,000ポイントがもらえるキャンペーン→こちら も開催されています。
仕組み化が完了すれば実質不労所得
私が実践しているポイ活手法はすべて仕組み化ができてしまえば、あとは労力、時間に縛られることはほぼなくなります。
クレカ、楽天、銀行活用は基本的に不労所得なし
上記で紹介した私が実践しているポイ活手法の中でも、楽天経済圏、高還元クレジットカード、銀行活用術に関しては、一度仕組を構築してしまえば、あとはほとんどやる事はないので実質不労所得となります。
ポイ活を継続するためには時間効率を特に重視することが重要です。
ポイントが貯まる仕組みを構築する=“自動化”することさえできてしまえば、あとは普段の生活のついでに勝手に貯まっていきます。
スマホ回線活用では定期的に乗り換えをする際やや手間がかかる
一方でスマホ回線活用では、一部ネットで完結するものもありますが、乗り換えの際には店頭に出向く必要があるため、やや手間がかかります。
また、ポイントやキャッシュバックがどの程度もらえるのかは、その時々によって変動するので注意が必要です。
スマホ回線も頻繁に切り替えると、ブラックリストに載るという話もあるため、こちらはおまけ程度に考えていただければと思います。
まとめ
この記事で紹介したポイ活手法を実践した結果、2024年に獲得したポイント数は2024年11月23日時点で以下の通りです。
自分に合ったクレジットカードやお得な支払い方法などを最適化するまでやや時間がかかりますが、一度仕組を構築できればあとはほぼ自動化が可能です。
無理のない範囲でポイ活を続けていくには、とにかく時間効率を重視し、可能な限り“自動化”をすることが重要です。
なるべく手間をかけず、お得に生活していきたいと考えている方はぜひこの記事で紹介した手法を参考にしてご自身にあったポイ活手法を見つけてください。
※チャージルート用のクレジットカード発行など、新規申し込みをする際はポイントサイトを経由して申し込みをすると数千円から1万円程度のポイントバックをもらって申し込みが可能です。
私はクレジットカードを新たに発行する際は必ずモッピーというポイントサイトに広告がないか確認してから申し込みをするようにしています。
以下リンクから新規申し込み&5,000ポイント以上獲得で2,000ポイントがもらえます。今後高還元ルート構築のためにクレジットカードの発行を検討しているのであれば登録をしておきましょう。
モッピー登録画面で紹介コード入力欄があれば以下の紹介コードを入力してください。
ポイントサイト「モッピー」
紹介コード:gv3jA126
コメント