三井住友カード プラチナプリファードは基本還元率1%、100万円利用で1万ポイント還元など高いポイント還元率で人気のクレカですが、年会費が税込33,000円と高額です。
私はプラチナプリファードの新規発行キャンペーンを利用して年会費分のポイントを取り戻すつもりでいました。
ですが、まさかのこの年会費を無料にする裏技がネット上で話題になっていたので、私もさっそくこの裏技で年会費を無料にさせてもらいました。
この記事では、私も利用させてもらったプラチナプリファードの年会費を無料にする裏技について詳しく解説していきます。
【プラチナプリファード】年会費33,000円を無料にする裏技
X(旧Twitter)等でも話題になっているのでご存じの方も多いかと思いますが、この裏技の詳細は、プラチナプリファードの解約の手続きを進めていくと、引き留めとして年会費無料の案内が出てくるというものです。
解約の手続きはVpassからできるのですが、具体的な手順の進め方は次の項目で解説していきます。
【画像で解説】年会費無料特典出現までの手順
実際のスマホ画面のスクショと一緒に年会費無料特典出現までの手順を紹介します。
まずVpassアプリを立ち上げて①メニュー→②変更お手続き→③カードの退会(解約)の順にタップしていきます。
続いて、④クレジットカードの項目でお手続き→⑤今すぐ退会の項目でお手続き→⑥カード解約の理由を年会費がかかる→⑦確認するの順にタップ。
うまくいけば以下のような画面が出てきます。
ここで「年会費無料で継続する」をタップすると年会費無料特典が受け取れます。
この画面を下にスクロールすると、「最終確認画面に進む」ボタンが出てきますが、本当に解約してしまわないようにこれ以上は進まないように注意してください。
誰でも年会費無料の特典が出るわけではない?特典が出現する条件はある?
この情報を受けて、多くの人がこの解約チャレンジを試しているようですが、どうやら誰でも年会費無料特典が出てくるわけではないようです。
人によってはゴールド(NL)への年会費無料での切り替え特典の人もいたようです。
実は私も3月末頃に試した際はゴールド(NL)への年会費無料での切り替え特典が出現しました(これはこれで嬉しいですが…)。
4月2日に再度試したところ、今度は年会費無料特典が出現しました。
解約の手続きを行う際のカード利用金額によって変わってくるとの噂もありますが、詳細は不明です。
参考までにカード申し込みから解約手続きを行うまでを時系列でお示ししますと…
年会費無料の特典が出現した際の利用金額は266,946円でした。
3月中に解約手続きを行った際は年会費無料ゴールド(NL)切り替え特典だったのは、支払い金額が確定していなかったから?かもしれません。
逆に言えば、プラチナプリファードを申し込みだけして利用せずに解約手続きをすると、100万円修行をせずに手数料無料のゴールド(NL)に切り替えられる…?
なぜこんな特典が出てくるのか?
なぜこのような特典が出てくるのか?これは完全に私の推測ですが…
この裏技が話題になっていたのは、2023年10月頃からだったと記憶しています。
2024年からの新NISAで、クレカ積立の上限が10万円に引き上げられる噂が出ていたかと思います。
プラチナプリファードはSBI証券のクレカ積立の還元率が5%と、他の証券会社と比べても飛び抜けて高い還元率だったため、積立上限が10万円に引き上げられた後もこの5%還元が維持されるかが注目されていました。
結果として、2024年11月積立分より還元率が下がることになりましたが、これを受けてプラチナプリファードの解約が殺到することを見越してこのような特典が用意されたのではないかと思います。
もちろん、ネットでの情報拡散も見越した上での戦略的なものなのではないかと感じています(実際のところはわかりませんが…)。
もう一度解約の手続きを進めるとどうなるか?
ちなみに、年会費無料特典を受け取った後、再度解約の手続きを進めるとどうなるのでしょうか?
実際にやってみると、今度は年会費無料でのゴールド(NL)への切り替えに特典が変わりました。
おそらく、プラチナプリファードの年会費無料特典は1度きりと思われます。
2年目にもう一度試してみて、もしダメなら今度は年会費無料のゴールド(NL)に切り替えを検討しようと思います。
年間利用金額200万以上300万未満ならゴールド2枚持ちがコスパ◎
プラチナプリファードとゴールド(NL)の損益分岐点については以下の記事で解説していますが、
プラチナプリファードでは年間300万円以上利用しないとゴールド(NL)でのポイント還元を上回ることはありません。
300万円未満の利用金額であれば、基本的にはゴールド(NL)がお得になるのですが、一方でゴールド(NL)は100万円利用による1万ポイントプレゼントは1回きりです。
そのため利用金額が100万円を超えた時点で年間の実質ポイント還元率は下がっていきます。
年間利用金額 | 基本還元率 0.5% | 100万利用特典 | 実質的な還元率 |
---|---|---|---|
100万円 | 5,000P | 10,000P | 1.5% |
150万円 | 7,500P | 10,000P | 1.16% |
200万円 | 10,000P | 10,000P | 1% |
250万円 | 12,500P | 10,000P | 0.9% |
そこで、ゴールド2枚持ちにするとどうなるか?
まず1枚目のゴールド(NL)で100万円利用し1万ポイント特典を受け取ります。
その時点でメインカードを2枚目ゴールド(NL)に切り替えて再度100万円利用による1万ポイント特典を受け取ります。
すると実質還元率は以下のように変化します。
年間利用金額 | 基本還元率 0.5% | 100万利用特典 | 実質的な還元率 |
---|---|---|---|
100万円 | 5,000P | 10,000P | 1.5% |
150万円 | 7,500P | 10,000P | 1.16% |
200万円 | 10,000P | 20,000P | 1.5% |
250万円 | 12,500P | 20,000P | 1.3% |
年間利用金額200万円以上で、実質還元率が下がるのを抑えることができました。
年間利用金額が200万円以上300万円未満の人は、ゴールド(NL)2枚持ちが一番賢い選択肢ということになります。
私はすでに100万円修行達成済みのMasterCardのゴールド(NL)を持っているので、今度はこの解約による年会費無料ゴールドへの切替特典を利用して、プラチナプリファードからVISAのゴールド(NL)にし、100万円利用ごとに1万ポイントの特典をもらおうかと考えています。
【プラチナプリファード】年会費33,000円を無料にする裏技まとめ
完全に裏技ですが、私もこの記事で紹介した方法でプラチナプリファードを年会費無料にできましたので紹介させていただきました。
プラチナプリファードを利用していてまだこの特典を受け取っていない人は、ぜひ一度試してみてください。
プラチナプリファードは初年度の特典として、発行後3カ月後末までに40万円利用で4万ポイントプレゼント特典の他、申し込み時に友達紹介で1万ポイントプレゼントなどすでにお得な特典で年会費以上のポイントを獲得することができます(詳細は以下の記事でまとめています)。
上記記事で紹介した特典に加え、さらに年会費が無料になれば、実質初年度約10万円分がもらえることになります。
プラチナプリファードの損益分岐点である年間300万円を利用しない人でも、1年目限定ではありますが、圧倒的にプラチナプリファードの方がお得になります。
ゴールド(NL)と悩んでいる人は、まずプラチナプリファードを発行し、2年目に年会費無料のゴールド(NL)への切り替えがおすすめです。
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