普段利用するポイントで投資ができる“ポイント投資”
少額から手軽に始められることがメリットで、これまで投資に馴染みのない人でも「ポイント投資から始めてみよう」という人も多いのではないでしょうか?
でも、いざ始めてみようと思ったら、どの証券会社がいいの?自分が貯めてるポイントは使える?などと分からないこともでてくると思います。
この記事ではこれからポイント投資を始める人向けに、以下の5つの証券会社ごとに使えるポイントとそれぞれの証券会社のメリット・デメリットについてまとめていきます。
※私は2023年の1年間で約16万円の投資可能なポイントを稼ぐことができました。
年間16万円分の投資可能ポイントを稼いだ方法については以下の記事で解説しています。
【ポイント投資】証券会社ごとに使えるポイントは?
まずはそれぞれの証券会社とポイント投資で使えるポイントのまとめです。
証券会社 | 使えるポイント |
---|---|
SBI証券 | Vポイント Tポイント Pontaポイント |
楽天証券 | 楽天ポイント(通常ポイントのみ) |
auカブコム証券 | Pontaポイント |
大和コネクト証券 | dポイント(期間・用途限定ポイントも可) Pontaポイント |
マネックス証券 | マネックスポイント |
SBI証券
ネット証券大手のSBI証券ではVポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイレージをメインポイントとして設定することが可能です。
2023年3月から始まった三井住友銀行の金融サービスOliveを利用していれば、Vポイントを効率よく貯めることができるので、OliveユーザーはSBI証券がおすすめです。
また、ポイント投資に限らず金融商品の取扱い数やサービスの充実度を考えると口座開設をしていても間違いはない証券会社です。
ただし、株や投資信託購入時にポイントで支払い(=ポイント投資)ができるのはVポイント、Tポイント、Pontaポイントのみです。
dポイント、JALマイレージは投信保有ポイントとして貯めることはできますが、ポイント投資には利用できません。
dポイントをメインに貯めている人はSBI証券でのポイント投資ができないので注意が必要です。
楽天証券
楽天証券でポイント投資に利用できるポイントは楽天ポイントのみです。
SBI証券では複数のポイントをポイント投資に利用することができる一方で、楽天証券では楽天ポイントのみしか利用できないという点はデメリットの1つです。
ですが普段の買い物をすべて楽天経済圏でまとめている人は楽天ポイント自体が貯まりやすいことから楽天証券での口座開設がおすすめです。
ただし楽天市場のSPUなどで獲得できる期間限定ポイントはポイント投資には利用することができない点は注意が必要です。
楽天証券でポイント投資をするのであれば、いかに効率よく通常ポイントを貯めるかにかかってきます。
楽天市場で通常ポイントが還元される“スーパーDEAL商品”をよく購入する方なんかは楽天証券でのポイント投資はいいかもしれません。
auカブコム証券
Pontaポイントはコンビニのローソンをよく利用する人、スマホのキャリアがauの人などには馴染みのあるポイントかと思います。
ポイント投資でもau経済圏のauカブコム証券で利用することが可能です。
楽天証券と同じく利用できるポイントは限られておりメインの証券口座というよりはサブで口座開設している人が多い印象です。
ただ、auPayカードを利用しており、今後投資信託のクレカ積立を検討しているという人であればauカブコム証券を開設しておくのがいいかもしれません。
大和コネクト証券
大和コネクト証券は大和証券グループのスマホ専業の証券会社です。
ポイント投資に利用できるのはdポイントとPontaポイント。
この記事で紹介している証券会社でdポイントをそのまま株や投資信託の購入時に利用できるのは大和コネクト証券のみとなっています。
大和コネクト証券は、新規口座開設で2,500円分の投資資金プレゼントや、初回ポイント連携で1,000ポイント分プレゼントの他、「株のタイムセール」といって定期的に最大7%割引で株を購入することができるキャンペーンなども開催しており、投資初心者に優しいキャンペーンを多数開催しているのが特徴です。
取扱銘柄数ではSBI証券や楽天証券には劣りますが、口座開設もスマホひとつで簡単にできるので、ポイント投資のように気軽に投資を始めたいという人にはおすすめです。
マネックス証券
マネックス証券ではマネックスポイントを利用してポイント投資をすることができます。
マネックスポイントはあまり馴染みのないポイントかと思いますが、クレジットカードのマネックスカードを利用することで貯めることができるポイントです。
マネックスカードのメリットとしてはマネックス証券のクレジットカード積立で利用することでポイントが積立額に対して1.1%還元されるという点です。
仮にマネックス証券で毎月5万円分クレジットカード積立をしている人は、550円分のマネックスポイントが還元されます。
そのためマネックス証券でのポイント投資がおすすめな人は、これからマネックス証券でクレカ積立を検討している人です。
還元されるポイントをそのまま再投資することで複利効果が期待できます。
おすすめはSBI証券と楽天証券
各証券会社ごとに使えるポイントと簡単なメリット・デメリットについてまとめましたが、私的におすすめなのはSBI証券と楽天証券です。
理由としてはSBI証券と楽天証券を開設しておくことで、大体のポイントをカバーできるようになるからです。
上記2つの証券会社でカバーできないのはdポイントのみです。
dポイントを貯めている人は大和コネクト証券を口座開設しておき、dポイントでポイント投資→即売りして現金化→SBI証券へまとめるということも可能になります。
私もSBI証券をメイン口座、楽天証券、大和コネクト証券をサブ口座としてポイント投資に活用しています。
また楽天証券での投資信託のポイント投資は楽天SPUの対象サービスになっていますので、楽天経済圏でまとめているなら楽天証券の口座開設をしておくのがおすすめです。
【ポイント投資】証券会社ごとに使えるポイントまとめ
少額から気軽に始められるポイント投資。
証券会社ごとに投資可能なポイントは以下の通りです。
証券会社 | 使えるポイント |
---|---|
SBI証券 | Vポイント Tポイント Pontaポイント |
楽天証券 | 楽天ポイント(通常ポイントのみ) |
auカブコム証券 | Pontaポイント |
大和コネクト証券 | dポイント(期間・用途限定ポイントも可) Pontaポイント |
マネックス証券 | マネックスポイント |
ちなみに私は2023年で、年間約16万円のポイント投資可能なポイントを獲得しました。
本気で取り組めばポイントでも結構な金額を投資することはできます。
2023年の私の獲得したポイントと簡単なポイント獲得方法については以下の記事で紹介していますので、そちらを参考にポイント投資に挑戦してみてください。
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