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【通常カードvsプレミアムカード】楽天証券でクレカ積立するならどっちがお得?

クレカ活用術
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投資初心者にもおすすめなクレジットカード積立。

資産形成をしながらポイントが還元されるのはクレカ積立の大きな魅力です。

楽天証券でクレカ積立をする場合は楽天カードが必須となりますが、ポイント還元率は楽天カードのランクによって以下のように異なります。

画像出典:楽天証券 クレジット決済のポイント還元率より

利用している人が多い通常カードではポイント還元率は0.5%(手数料0.4%未満のもの)となりますが、プレミアムカードでは1%と還元率が上がります。

プレミアムカードは年会費が税込11,000円かかることがネックですが、楽天市場での年間購入金額次第では年会費をペイできる可能性があります。

この記事では、楽天カードvsプレミアムカードでどちらがお得になるかを楽天市場の利用金額から徹底解説していきます。

※2023年11月追記

2023年12月のSPUの特典内容変更により楽天プレミアムカードのポイント倍率が変更となり、通常の楽天カードと変わらなくなります。

そのため楽天市場でのプレミアムカード利用のメリットは一切無くなってしまいました…

これから楽天市場でまとめ買いを検討している方は通常カードの発行がおすすめです。

※2024年4月8日までの期間限定で楽天カード発行で最大46,000円貰えるキャンペーンが開催されています。詳細は以下の記事を参照してください。

また、楽天市場での月間利用金額次第では楽天モバイルを契約してしまった方が逆に特になることがあります。

詳細は以下の記事で解説しています。

※2024年3月追記

クレカ積立の上限が10万円へ引き上げられました。それを受けて以下の記事では楽天プレミアムカード、ゴールドカードの損益分岐点を再度考えてみました。

【通常カードvsプレミアムカード】クレカ積立するならどっちがお得か?

まずはそれぞれのカード情報を一覧で紹介します。

通常カードゴールドカードプレミアムカード
年会費永年無料2,200円(税込)11,000円(税込)
ETC年会費プラチナ、ダイヤモンド会員は無料永年無料永年無料
SPU+2倍+2倍+4倍
クレカ積立還元率0.5%0.75%1%
その他特典年2回空港ラウンジ無料空港ラウンジ無料

通常カードは年会費が永年無料ですが、クレカ積立する場合は還元率が0.5%に下がるのがネックです。

一方プレミアムカードはクレカ積立の還元率が1%ですが年会費が11,000円かかります。

これだけ見ると多くの人は通常カードを選ぶのではないでしょうか?

ですが楽天市場での年間利用額次第では実はプレミアムカードの方がお得になります。

楽天市場の年間利用金額から考えたプレミアムカードの損益分岐点

まずはクレカ積立を考慮せずに楽天プレミアムカードを発行する場合の損益分岐点について考えてみます。

楽天プレミアムカード利用によるSPUは通常カードと比べて+2倍高くなります。

通常カードSPUプレミアムカードSPU
楽天カード通常分+1倍
楽天カード特典分+1倍
計+2倍
楽天カード通常分+1倍
楽天カード特典分+1倍
楽天プレミアムカード特典分+2倍
計+4倍

プレミアムカードを利用する場合は、通常カードとの差の+2倍によって還元されるポイントが年会費の11,000円を上回った段階で、それ以降は利用すればするほど黒字になっていきます。

楽天ポイントの還元率は、税別100円の利用に対して1ポイント還元。

年間11,000ポイント貯めるには毎月917ポイント。

月に917ポイント還元される利用金額は以下の通り。

  • 917ポイント÷0.02=45,850円(税別)
  • 45,850円×1.1=50,435円(税込)

つまり月に税込50,435円、年間で税込605,220円利用が損益分岐点となります。

ここから楽天証券のクレカ積立を行う場合は損益分岐点が下がります。

クレカ積立月5万を通常カードとプレミアムカードで比較した場合の損益分岐点

すでに通常カードでクレカ積立を月5万しておりプレミアムカードへの切り替えを検討している場合、これから月5万始めようとしている場合の損益分岐点を考えてみます。

通常カードのクレカ積立によるポイント還元率は0.5%のため、年間で3,000ポイントが還元されます(※投資信託の人気銘柄はほとんどが代行手数料0.4%未満に該当するので還元率0.5%で考えます)。

プレミアムカードの場合は還元率1%で年間6,000ポイントが還元されるため、年間で還元されるポイントは通常カードに比べ3,000ポイント上乗せされることになります。

この場合、年会費11,000円から3,000ポイントを差し引いた8,000円分を、楽天市場プレミアムカード特典分のSPU+2倍によって還元されるポイントが上回る金額が損益分岐点となります。

年間8,000ポイント貯めるには月667ポイント。

月に667ポイント還元される利用金額は以下の通り。

  • 667ポイント÷0.02=33,350円(税別)
  • 33,350円×1.1=36,685円(税込)

つまり月に税込36,685円、年間で税込440,220円利用がプレミアムカードの損益分岐点となります。

クレカ積立月3万を通常カードとプレミアムカードで比較した場合の損益分岐点

楽天証券の投資信託積立は月3万円以上(ポイント+現金)でSPU+0.5倍となります。

SPUを目的に月3万円だけクレカ積立をする場合の損益分岐点について考えてみます。

月3万円のクレカ積立で還元されるポイントは、通常カード0.5%で年間1,800ポイント、プレミアムカード1%で年間3,600ポイントとなります。

つまり差額の1,800ポイントを年会費11,000円から引いた9,200円分を、楽天市場プレミアムカード特典分のSPU+2倍によって還元されるポイントが上回る金額が損益分岐点となります。

年間9,200ポイント貯めるには月767ポイント。

月に767ポイント還元される利用金額は以下の通り。

  • 767ポイント÷0.02=38,350円(税別)
  • 38,350円×1.1=42,185円(税込)

つまり月に税込42,185円、年間で税込506,220円利用がプレミアムカードの損益分岐点となりま

【通常カードvsプレミアムカード】損益分岐点まとめ

楽天プレミアムカードはクレカ積立の還元率が1%、楽天市場のSPUが通常カードに比べ+2倍、空港ラウンジが無料になるなどのお得な特典があります。

ですが年会費が11,000円かかるため、クレカ積立と楽天市場の利用によりこの年会費分をペイできるのであれば通常カードよりもお得になります。

具体的な楽天市場利用金額の損益分岐点と積立に利用するべきカードは以下の通りです。

月5万円積立の場合
  • 楽天市場で年間税込440,220円以上→プレミアムカード
  • 楽天市場で年間税込440,220円以下→通常カード
月3万円積立の場合
  • 楽天市場で年間税込506,220以上→プレミアムカード
  • 楽天市場で年間税込506,220以下→通常カード

楽天証券でクレカ積立をする際、多くの人は年会費のかからない通常カードで始める人が多いかと思いますが、楽天市場の利用状況によってはプレミアムカードの方がお得になるケースもあります。

すでに通常カードでクレカ積立をしている人でも、一度現状の楽天市場利用金額から見直しをしてみてはどうでしょうか。

また、楽天市場はSPU対象の楽天のサービスを利用すればするほどお得になっていきます。

仮に現時点で損益分岐点を超えていなくても、楽天プレミアムカードを始めとしたSPU対象サービスを利用することで自然と楽天市場の利用が増えて損益分岐点以上の利用金額に到達することもあります。

以下の記事では楽天プレミアムカード以外のSPU対象サービスの損益分岐点についても書いています。

スマホやクレジットカードを変えるだけでこれまで以上にお得に生活できる可能性もあるので、定期的に無理のない範囲で見直しをしてみることをおすすめします。

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